混声若草

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合宿

ここ数年実施していなかった合宿。コロナもあって、大きなコンサートもできなかった事もありますが、最近では、大人数で、しかもピアノを使い、大声を出す団体を受け入れてくれる宿が見つからなくなったのも理由の一つでした。「合宿やりたいねえ。強化練習とは全く効果が違うよね」とランチを食べつつ言った一言を、しっかりキャッチし、すばやく実行に向けて猛ダッシュしてくれた団員がいました。着々と準備が進み、8月2日3日蔵王温泉松金屋アネックスにて合宿実施が決まり、無事昨日終了しました。2日間延べ9時間に渡る長丁場。しかも夜の宴会あり。シニア軍団が無事乗り切れるか、内心気が気ではありませんでしたが、2日目の朝、硫黄温泉の香りと共に、ラジオ体操をする団員たちのすがすがしい笑顔にほっと安堵したのでありました。山形の少年少女合唱団が我々と交代で、同じ宿で合宿をすると知り、丁度一緒になる時間帯に急ごしらえのロビーで交歓コンサート。50年もの歴史のある団体らしく、発声もすばらしい天使のような歌声に、気持ちはジュニアのじじばば合唱団は目がウルウル・・・(T_T)こういう出会いがあるのも合宿の醍醐味。振り付けのダンスも何とかモノにし(多分)、あと本番までの2か月、20曲に磨きを掛けましょう。*合宿までと思って、換気扇の掃除もせず、草取りもせず、大事に大事に過ごしていた私ですが、なんと!!前日階段から落っこちて、足首を捻挫するという体たらく。我ながらひどく落ち込みましたけれども、何とか一緒に参加できて良かった💦

県合唱祭終わりました

今年は多賀城文化センターで行われた合唱祭。若草はAブロック5番目。今回のレパートリーは・幻のまつり・舟唄そもそも夜活動している若草としては、朝の本番はなかなか調子がイマイチではありますが、さほどの緊張感もなく気負いもなく、いい演奏じゃなかったかと自画自賛。幻のまつりは打楽器が2種類入り、東北のお田植踊りを歌った幻想的な世界観を表現したもの。賑やかでもあり、祭りのあとのもの悲しさもあり、夢のまた夢だったか・・・といつも私としては幽玄の世界を垣間見る思いがしています。舟唄はあの八代亜紀さんの名曲。若草らしい三の線(!)を狙って、おおいに会場を沸かせました。残念ながら3年連続のフェステイバル賞は逃しましたけれども、みんなの気持ちも一つになった良い演奏ができたと思っています。合唱祭は、要は合唱団のカタログのようなもの。県内の様々なスタイルの合唱団が一堂に会し、老若男女合唱好きが集まって、互いに演奏を披露し合うわけで。中高生の透明な声に感銘を受け、(うらやましいけれど、もう真似はできない)あるいはご高齢な皆さんの人生の味わいに聞きほれ、あのお年まで自分は歌い続けられるかと思いをはせ・・・若草の演奏スタイルが、いつか年を取ってもあんな風に楽しく歌っていたいと、若い子たちの目標になって貰えたら、とおこがましいけれども思います。

もうすぐ・・・

まだまだ先だと思ってましたが、早いもので今日から4月。14日は、みなとみらいゴールデンウエーブ国際シニア合唱祭に出演します。若草の20周年記念事業の一環として、初の遠出です。新幹線の手配やらホテルの手配などの話しをしている団員も多く、期待とドキドキの入り混じった雰囲気が練習中にも醸し出されています。「集合時間に遅れて絶対ダメだよ!」「入館証は心配だから、当日渡すよ!」「衣装、小物類も忘れ物ないようによ!」等々団長の厳しい諸注意が次々と飛び交い、いやが上でも緊張感が増します。(多分)先週は山台に見立てたロープを張って、立ち位置を確認しました。おまけに女声陣は新しい衣装も着けてみたので、気も上がってしまい、つい熱が入って、「ほら!山台から落っこちてるよ!」( ゚Д゚)コロナの頃、こんな日が来るなんて思ってもみなかった・・・納豆やさんの小さなカフェで、ろっこ先生と公美先生と3人、一生懸命ライブ配信をしていた頃。団員がなかなか戻って来ず、やきもきしていたあの頃。今回30名でみなとみらいのステージに立ちます。良かったなあ・・・みんなの真剣な眼差しを見ていると、色んな事が思い出され、ついしみじみしてしまいます( ;∀;)思いに耽る間もなく「ゆみこさん!ちゃんとステップ踏んで!」ろっこ先生のゲキが・・・💦いいじゃないの。今この瞬間の(ステップより大事な)思いも楽しみたいんだから。