ラテン語のミサ曲を練習していますが、
こういう古典の言葉は、発音の仕方がイタリア語式かドイツ語式かに
分かれるようです。
同じヨーロッパの言葉ですから、giをギと読むかジと読むかなど
微妙な違いはありますが、大体は似ています。
もしかしたら、薩摩弁と津軽弁より違いはないかも。。
でもキリエだけは、どこで歌っても
キュリエのように、ドイツ語のウムラウトっぽく歌うのは、
なんでだろう??
といつも疑問に思っていました。
キリエだけドイツ語で、あとの曲はイタリア語なのか?
なんで???(こだわりの強い性格なもんで)
ろっこ先生が調べてくれた所によると、
どうやらキュリエと言う発音はドイツ語というより、
元々のギリシャ語の発音らしい。
あれこれ沢山の説明がありましたが、
とりあえず、納得です!
外国の言葉の発音一つにも、とりわけこうした古い曲には、
背景に長い長い歴史があって、脈々と歌い継いできた人々の祈りがあって・・・
と思うと、単にカタカナで書き写して、あっさり歌ってしまうのは申し訳ない気がします。
やっぱり、こだわりを持って歌いたいと思うのです。
0コメント