とうしんぐさ

今取り組んでいる曲の一つが、新実徳英さんと谷川雁さんのコラボで作られた

「白いうた青いうた」。

新実さんの曲が先に作られて、雁さんの詞があとからついたということですが、

詞と曲がぴったりしていて、これ以外の組み合わせは考えられない程。


雁さんの詞は奥が深くて、

レトロなイメージもあるけれど、すごく現代的な感じもして、

なんだか歌っているうちに、異次元の世界に誘われていく気がします。


新しく取り組み始めたのが「春つめたや」。


「何を捨ててきた」「つゆ滴る道に」などの言葉があり、

多くのものを捨て去ってきた身には、しみじみ・・・

でも、そのしみじみさえも捨て去り、コザック民謡のように、きっぱりと歌うのがまた潔くて。


この中に「とうしんぐさ かんで」という一節があります。

意味も分からず歌っていましたが、

団員の一人がなんと「とうしんぐさ」を持ってきてくれました!


「とうしんぐさ」は灯心(芯)草と書き、畳みになるイグサのことなのだそうですよ。

その昔、芯の部分に油を浸み込ませ、火をともして

灯りにしたのだとか。


こうして意味が納得できると、イメージも湧いて、より深く歌も歌えるってもの。

百分は一見しかず。

Seeing is Believing!


そして、こうしてしっかり調べ物をしてくれる団員がいるのも

若草の強味です♪





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