思い出

今度の日曜日、15日に開催される「おもいでのうたコンサート」で、

若草単独ステージとして、昨年12月に亡くなった岡崎光治先生が編曲した

作品を演奏致します。


「小さな木の実」「夕日が背中を押してくる」

「太陽のひとりごと」「あらしの中をゆこう」


の4曲です。

小さいながら、岡崎先生のエッセンスがぎっしり詰まった曲ばかり。


「小さな木の実」などは、詞の内容から、ついしんみり情緒的に歌いたくなるのですが、

先生の編曲からは弱弱しさは微塵も無く、力強いメッセージが伝わってきます。


どんな曲でも、次に出す時は再度推敲を重ね、

必ず手直しをしていた先生。

その姿勢(生きざま)を感じ、

歌う側として、そして直接先生に指導して頂いた者の一人として、

毎回歌うたびに、

音符一つも疎かに、安易に発するべきではないという思いが強くなっていきます。。


合唱の世界にどっぷり浸かってン十年・・・

(あらやだ!いつのまにか、半世紀(;゚Д゚))


やっと最近になって、

詞を書いた人の思い、曲を作った人の思い、編曲者の思い、

そして指揮者の思いが、演者である自分の思いと相まって、

自分の中で渦巻き、やがて自分の一部となる感覚・・・

(文字にすると難しいけれども)を味わえるようになりつつあります。


歌うって凄い!


その曲に関わったいろんな人達の人生を、自分も体感するのですから。

(願わくば、もっと上手に歌えればよいんですけど)


なんてことを、師走の気忙しい中、

岡崎先生の思い出に浸りつつ、ぼんやり考えております。。


*若草はいつでもご見学、お待ちしています。

今ならまだ忘年会に間に合いますよ♪



混声合唱団若草へようこそ

いつでも団員募集中です!

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