若草の女声12名が所属している「せんだい女声合唱団」。
リトアニアでの公演旅行を無事終えて、
元気に帰国しました。
3回の公演、それに小中一貫校での交流と、
計4回コンサートを行い、行く先々で大成功を収めました。
とりわけ着物を羽織ったコスチューム、舞扇が新鮮だったようで、
まるで芸能人の記者会見並に、カメラのフラッシュを浴びました!!
もちろん、ろっこ先生の選曲もバラエティーにとんでおり、
日本女性の秘めた心もあり、コケテイッシュな子供の歌あり、
土着の魂あり、アニメあり・・・
と、日本のあらゆるジャンルを表現。
リトアニアは、合唱の力でロシアからの独立を果たした歴史を持つ、
合唱の盛んな国です。
我々が共演したのは、若い人たちのグループでしたが、
声も透明感があり、まっすぐな発声で、
美しい歌声に、心が洗われるようで・・・
我々は普段何気なしに、外国語の歌をうたっていますが、
つくづく思ったのは、言葉の持つ重み。
(いつも、単に文字を必死に追い求めているだけで、
あまり意味など考えていないことも多いのですが)
言葉一つ一つにも、その国の時代背景や風土が深く関わっているってことを
実感しました。
たとえば「ふるさと」
我々は、緑の山々や川のせせらぎ、黄色く色づいた田んぼが広がる、
のどかな日本の原風景を連想しますが、
リトアニアや多くのヨーロッパの国々からすると、
ふるさと
は、血で勝ち取った祖国ということになります。
外国ものを演奏するには、やっぱりここまで理解する(しようとする)
努力は必要なんじゃないのかな。
でないと、
まったく違った理解で、演奏することになりかねないのでは??
と、今まで歌ってきた外国曲を思い浮かべている次第(;゚Д゚)
団員たちも、それぞれにいろんな事を思い、吸収して帰ってきたことと思います。
きっとこの経験は、これからの若草に影響を与えてくれることと思います。
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