ろっこ先生を初め、私も含めて若草の数人が所属している別口の合唱団の
大きなコンサートがあり、大成功裡に終了しました。
普段辛口の批評する方からも「感動しました!」の声に、こちらも感動です。。
まだその興奮冷めやらず・・ではありますが、
色々な収穫があり、ぼちぼちと若草にも還元されていくことと思います。
こちらの合唱団もほぼ高齢者が大半を占めています。
しかし合唱に対する熱意はハンパなく、指揮を食い入るように見つめ、
一瞬の見逃しもないように、と緊張感の漂う演奏でした。
確かに、専門的な音楽の勉強をしたわけでもない素人集団ですし、
若い人たちのように、澄んだ綺麗な声が出せるわけでもありません。
中には緊張のあまり、アルトなのにも関わらず、ソプラノ部分を歌いだしたメンバーも居たりはしましたけれども、それも合唱団の味ってことで・・・
団員の数だけ人生があり、背負ってきたものがあります。
長い人生のうちには、楽しいことばかりでは無かった筈。
たくさんの喜怒哀楽、たくさんの思い出、たくさんの経験・・・
昇華しきれずため込んだままの感情もあるかもしれません。
それらを全て背負ってステージがあります。
技術は練習すれば、ある程度は習得できるようになるのかもしれません。
しかし、それぞれの人生は、どこかで学ぼうとしても得られるものではありません。
演奏の背後にあるそれぞれのバックボーンが、聞く人を感動させるのでしょう。
合唱ってすごい!とつくづく思います。
0コメント