組曲「心の四季」の最終曲「真昼の星」も音取りが終わりました。
7曲それぞれ詞も曲も趣き深く、味わいながら歌っています。
「ひかえめなそぼくなほし」で始まる「真昼の星」。
『我がアルトみたい』と、つい歌いながら思っています。
きらびやかで、華やかな出番も多いソプラノと違い、
アルトは表舞台に立つチャンスも滅多にありません。
同じ低音部を受け持つベースが、重厚で存在感たっぷりなのに対し、
アルトって他のパートの間に挟まれて、なんてジミ!
かと言って、アルトないとでは大違いなんですけどね。
人が声を作るのか、声が人を作るのか、その辺の所は分からないけれど
パートによって性格もがらり異なるのが面白い。
女声に限って言えば、キャピキャピしてテンションがいつも高い方が多いソプラノ。
逆に、控えめで素朴で、落ち着いて大人しい方が多いアルト。(団長も含めて)
たま~にアルトに出番が回ってくると、緊張のあまり声が上ずってしまい、
ろっこ先生のゲキが飛びます。
「アルト~!!それじゃ『なんちゃってアルト』だよっ!もっと豊かな声で!」
あっちゃ~、また言われちゃった(;'∀')
でもね、真昼の星も目立たないけれど、ちゃ~んと空で煌めいているんですよ。
ちなみに「昼行燈」って言葉もあるけどね。
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