冬休みが明けて、来週からやっと練習が始まります。
新しい楽譜も届き、郵送希望者には発送も終わりました。
年が明けたものの、まだまだ厳しい状況が続き、
いったい何人参加してくれるか、と気になります。
練習の際、席が決まっているわけではありませんが、
何となく暗黙の了解で、いつも同じ人が同じ席に座っています。
同じ人が隣にいて、慣れ親しんだ声が聞こえると
何とも安心感があります。
それに、目をやれば、いつもの人がいつもの場所にいてくれるのも
落ち着くものです。
若草には「振り向けばいつも」という隠れた名曲(!)があり、
10周年を記念して、作詞を不肖この団長が、作曲を作曲家の遠藤安彦先生にお願いして
作って頂いた曲です。
もちろん初演であり、その後お蔵入りの、幻~の曲なんですが。
恐らく団員は誰一人覚えていないでしょうし、ろっこ先生も多分(大きな確率で)存在すら忘れているでしょうが。
遠く引っ越して行く団員を思って書いた詞でした。
振りむけばいつもその席に座っていて、目が合えば笑顔を返してくれる安心感・・・
そんな気持ちを、拙い言葉で綴ったものです。
今、この状況で休団している仲間がたくさんいる中で、
時折この詞が、ふと浮かんでくることがあります。
いつもの席に座っていたあの顔、この顔・・・
練習の時には、背中いっぱいにみんなの視線を思いだしながら歌いたい。
もちろん、一日も早くみんなが戻ってきて、また同じ場所で歌えるのが一番ですけど。
その日が来ることを願うばかりです。
0コメント