「若草」に思う

時折「若草」って一体何の草なんだろう?

成長したらどんな花が咲くのかしら?

と思うことがあります。


元気なソプラノのイメージから、夏のひまわり?

それとも

アルトの風情から推測するに、楚々とした中にも凛として、上品で気高くかぐわしい

白百合の花かしら?(やけにアルトに、えこひいきでした・・・)


ライブ配信の画面の向こうで(いまだ東北ルールで謹慎中なもんで)一生懸命歌っているメンバーたちを見つめていると、

いやいやそんな花じゃなくて、踏まれても倒れても(しつこいくらいに)何度も起き上がり、

新しく芽をふく道ばたのぺんぺん草(もとい、シロツメクサ?)のような気がします。



友人知人たちが作った小さな女声合唱団があります。

以前練習に参加したことがありましたが、

多くがその昔コンクールも経験しており、一人一人しっかりした声を持ち、

小さいながらも力のある合唱団でした。

あでやかで、まるで大輪の牡丹のようなイメージがしたものです。


その友人の一人から、このコロナの状況を越えられず解散してしまったと聞きました。

「結局、これを押してまで続ける情熱が無かったのよ。つまりそれまでの団だったってことよね」

と言います。


ただ単に歌うことが好き、上手だというだけでは、

こういった長引く不測の状況で合唱団を続ける事は難しいのかもしれません。

全国にはこうした合唱団はたくさんあるのでしょう。


どんなにあでやかでも美しくても、折れてしまったら花はお終いです。

ぜひいつの日かまた、小さな芽を育てることができることを祈っています。


若草はぺんぺん草シロツメクサで良かったな。

大地に根を張って、何度でも起き上がってみせようじゃないの!






混声合唱団若草へようこそ

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