時間をかけるっていうこと

合唱の話題からは逸れますけど、

久々に石鹸を作りました。


石鹸なんて、数百円も出せばどこでも手に入るし、

お手軽な泡タイプなんてのもあるのに。

とお思いでしょうが、

手作りには手作りの良さがあります。何でもそうですけどね。

第一に自分に合ったものが作れるし、じっくり出来上がる過程を見届けられるのも

手作り派の醍醐味。


石鹸を作ったことのある方はお分かりでしょうが、

石鹸って、元になる油に、泡立ちのよい油や固くなる油など、色々な性質の油をいくつか加え、

劇薬指定の苛性ソーダを加えてよく混ぜ、型に入れ、鹸化を待ちます。

数日乾燥させた後、切り分け、さらに1~2か月熟成させ、やっと使えるようになるのです。


石鹸作りはよくチーズ作りに例えられますが、

合唱にも似ているなと思います。


みな歌が上手で、初見で完璧に歌える合唱団もあるでしょうけど、

色んな味わいを持つ団員が集まり、最初はそれぞれの性質が飛び出して、

なかなか溶け合わないけれども、少しずつ混ぜ合わせ、時間をかけて熟成させることで、

上手な団には無い、味わい深い合唱団ができあがっていくんじゃないのかな、

と思ったりして。


さしずめ、劇薬の苛性ソーダは、ろっこ先生??かしら。。


若草も結成から満15年。

16年目がスタートし、もう十分熟成されてる筈。





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